出光興産は、全国の系列サービスステーション(SS)の約3割に当たる1400店でサインポール照明を2009年3月までに蛍光灯からLED照明に切り替えると発表した。
LED照明への切り替えで、年間消費電力が約2割削減でき、二酸化炭素の排出量を1400店合計で年間351t削減できると、している。
LED照明を採用したサインポールの導入は、消費電力の削減による二酸化炭素の排出量削減とともに、寿命が長いため、蛍光灯の交換期間の延長でコスト削減にも結びつく。1400店のSSに導入すると、5年間で約5億円、系列全SS4800店に導入した場合は、約16億円のコスト削減が可能と試算している。
さらに、SSの屋内外の照明についてもLED照明の導入を検討する。現状対比で6 - 7割の電力消費量を低減させることができる見通し。東京都杉並区にあるSS「プリテール荻窪」で実証テストを行い、その結果により、全SSへの導入を検討する。