石油情報センターが発表した石油製品の店頭小売価格の週次調査によると、レギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり172.4円となり、前の週と比べて0.5円アップし、同センターによる調査の最高値を更新した。
原油価格の高騰や為替相場が円安にふれたことから、石油元売各社は卸価格を引き上げており、小売価格への転嫁が続いている。
ハイオクガソリンは1リットル当たり前の週と比べて0.6円アップの183.4円、軽油は0.8円アップの153.1円だった。
編集部注 --- e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、11日のレギュラーガソリンの全国平均価格は165.1円/リットル、ハイオクは175.9円/ リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。