ブリヂストンは、技術センターと東京工場が所在する東京都小平市の同社敷地内に、事業所内保育施設を開設したと発表した。
同社では、社員の多様性推進を目指し労働環境の整備を進めている。保育施設の開設は、社員の活躍推進や仕事と家庭の調和の観点から、子供を抱える社員にとってより働きやすい職場環境を提供するのが目的。
同社小平地区には技術センターと東京工場があり、両拠点を合わせると同社の国内事業所では従業員数が最も多い地区。このため、保育施設利用の安定的なニーズが見込まれることから同地区に保育施設を開設した。
今回開設した保育施設では、1時間単位の一時預かりや最長21時までの延長保育に対応するなど、社員が活用しやすいよう運営面での工夫をしている。また、保育施設は広い園庭を持ち、自然に恵まれた環境で保育を行う。
同社では2008年1月に育児休職制度の期間延長、妊娠時の短時間勤務制度の新設を始めとした育児・介護関連制度改訂を行うなど、様々なライフステージで安心して仕事に取り組み、能力を十分に発揮できるよう職場環境の整備に取り組んでいく方針だ。