新キャタピラー三菱は、狭隘地での作業性が高く、道路、土木、解体、産廃、リサイクル、トンネル、林業など幅広い用途に活躍する小型油圧ショベル後方超小旋回機2機種を発売開始した。
新発売の2機種は、13トンクラスの『CAT313D CR REGA』(バケット容量0.45立方メートル)と、14トンクラスの『CAT314D CR REGA』(バケット容量0.50立方メートル)で、それぞれCAT313C CRとCAT314C CRの後継モデルとなる。
今回のモデルチェンジでは、燃料価格高騰を背景に高まる省燃費へのニーズに応え、従来機と同等の時間当たり作業量を維持しつつ、大幅に燃料消費量を低減した。新たに採用した「エコノミーモード」も一層の燃料消費量の低減に貢献する。
また、排出ガスに含まれる有害物質を大幅に低減する新世代環境対応型エンジン「アサート」を搭載し、今年10月からこのクラスの規制が始まるオフロード法に適合するとともに、国土交通省低騒音型建設機械にも適合する。
加えて、狭隘地での作業性を改善するラウンドキャブや、容易に選択可能なアタッチメント回路設定など、さまざまな現場にすばやく対応可能な高い汎用性を持たせた。
このほか、車両のさまざまな情報を集約表示可能なフルグラフィックカラーモニタを採用し、建設機械の稼働状況やメンテナンス情報を遠隔管理できる「プロダクトリンクジャパン」を標準装備、サービス性・メンテナンス性の向上を図った。
価格はCAT314D CRが1462万円。