【日産360】アルティマ ハイブリッドから見える新HV戦略

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ゴーンCEOが「ハイブリッドはニッチ商品」と位置づけ、開発に力を入れてこなかった背景もあって、日産はハイブリッドに関しては現在のところ立ち後れた状況にある。かつては『ティーノ・ハイブリッド』が限定販売もされたが、現在売られているのはトヨタのソリューションを用いた『アルティマ・ハイブリッド』だけだ。

このアルティマ・ハイブリッド、走りっぷりは非常に独特である。電動パワーステアリングは手ごたえがデッドで、アクセルを軽く踏むだけで立ち上がるトルクも、モーターを操っているよう。乗ってすぐには結構強烈な違和感を覚える。

しかし、時間が経つにつれて、これも悪くないかなと思えてくる。真剣にクルマと対話するというより、クルマなりに走らせてやると、軽く手を添えておくだけでそれなりに真っ直ぐ走るステアリング、最小のアクセル開度でスムーズにトルクをもたらし、滑るように走るエンジン特性のおかげで、よい意味でクルマのことを考えずに、安楽に走らせることができるのだ。

ちなみにハイブリッドに関しては、2010年に北米と日本で、まったくの新開発となるモデルが投入されるとコミットメントされている。もちろん注目は、そのシステム。たとえばトヨタTHS-IIの欠点として指摘される高速域での燃費向上代の小ささなどは、どうしているのだろうか?

「それについては解消できています。ただし、システムの内容はまだ秘密です」。何と、前出の技術企画部二宮氏は自信をもってそうコメントしたのである。これはちょっと楽しみだ。

「ほかにも、エネルギー回生にアイドルストップ、それと発進・加速アシストを組み合わせた簡易版も手掛けることになるはずです」。実物を見たわけではないから現時点では何ともいえないが、取りあえず2010年が日産ハイブリッドの新たなスタートの年となるのは間違いなさそうである。
《島下泰久》

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