豊田通商は、マテックと合弁で北海道苫小牧市に「グリーンメタルズ北海道」を設立し、2009年4月から金属スクラップ加工事業を展開する。
自動車産業の進出が活発化している同地区では、鉄スクラップ発生増に伴う加工の需要拡大が見込まれる。こうした需要に対応するため新会社を設立した。新会社の資本金は3億5000万円で豊田通商が80%、マテックが20%出資した。
豊田通商は、2000年4月に米国ケンタッキー州に工場発生鉄屑の直営リサイル会社グリーンメタルズを設立、物流改善と環境対策を柱としたビジネスモデルを確立した。この米国での実施例をもとに、積極的にグローバル展開を進めており、現在までに全世界で15工場が稼動している。