コスモ石油とSBIホールディングス、5-アミノレブリン酸の開発で提携

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コスモ石油とSBIホールディングスは、共同でアミノ酸の一種「5-アミノレブリン酸」(5-ALA)の開発と関連製品の市場拡大を図ることを目的として合弁契約を締結した。

具体的には、4月24日に設立されたSBIホールディングスの100%子会社であるSBIアラプロモの株式をコスモ石油が23.1%を取得する。その後、用途開発に必要な資金の拠出をSBIグループが実施し、最終的にSBIグループが85.0%、コスモ石油が15.0%を出資する合弁会社となる予定。

合弁会社となるSBIアラプロモでは、今後共同で「5-ALA」を有効成分とする医薬品、化粧品及び健康食品の開発と販売を行なう。

赤ワインやかいわれ大根等の食品にも含まれる「5-ALA」は、36億年前より存在する天然のアミノ酸の一種であり、植物では光合成に不可欠な葉緑素、動物ではビタミンB12、血液成分、細胞内エネルギー産生などに関わることが知られており、種を問わず、極めて重要かつ不可欠な成分として知られている。

その効果は、脳腫瘍術中診断、がんスクリーニング等の医療分野から、貧血予防の健康食品分野、にきび・肌荒れ等の化粧品分野など多岐に渡るとしている。

《レスポンス編集部》

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