日本LCAは、経営コンサルティング子会社のMS&コンサルティングを売却すると発表した。
MS社の株式は中長期的に保有する方針を示していたが、MS社の株式売却候補先から、MS社の「ビジネスモデルの優位性を考えた場合に、早期に上場を目指すことで同社の更なる成長発展が期待できる」との評価があったため、MS社の商品・サービスのスピーディな拡大による社会貢献の観点、LCAの財務的健全性を早期に高めるという2つの観点から、MS社の全株式を売却する。
特に、LCAの財務的健全性の観点では、今回の売却資金をもってシンジケートローンなどの有利子負債を早期に返済し、実質的な無借金経営状態を実現することも視野においているとしている。これによってLCAは主力の自動車関連事業に経営資源を集中する体制を整える。
売却先や売却条件については交渉中としており、明らかにしていない。