日本ミシュラン、地球環境行動会議に加入

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日本ミシュランタイヤは、5月12日付で地球環境行動会議の企業会員として加入したと発表した。世界の危機的な環境の状況を明らかにするとともに、会議で採択された提言を世界に向けて発信する。 

地球環境行動会議は、地球環境問題の解決と持続可能な開発に貢献することを目的に、1995年に発足したNGO。1991年に発足した「地球環境賢人会議」事務局を母体として生まれた地球環境行動会議は、世界のトップレベルの研究機関や国際機関、国際世論の形成に影響力のあるオピニオンリーダーが参加して国際会議を定期的に開催している。

ミシュランは、持続可能なモビリティの発展に貢献することを使命として掲げ、同社の5つの価値観の一つとして「環境の尊重」をあげている。タイヤメーカーとして早い段階から、環境にやさしいコンセプトのタイヤ開発に力を入れ、転がり抵抗の低いタイヤ作りや、トラック・バス用タイヤのリトレッド技術の導入などに取り組んできた。

また、よりクリーンで安全かつエネルギー効率の高いロードモビリティを実現するため、政府・国際機関、学識者、自動車メーカー、エネルギーサプライヤーなどを招いて国際的なイベント「チャレンジ・ビバンダム」も開催している。

日本ミシュランタイヤのベルナール・デルマス社長は「私たちは、人々が繁栄と健康を享受できる素晴らしい地球環境を次世代に継承するために活動している地球環境行動会議の活動趣旨に共鳴し、同会議に加入しました。同会議の一員として、よりよいモビリティの実現に向けた活動と製品開発に力を注いでいきます」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

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