ダイヤモンド電機が発表した2008年3月期連結決算は、売上高は前年同期比2.8%増の357億1000万円と増収だったが、営業利益は同4.9%減の7億4000万円だった。
好調な自動車機器事業が、石油関連製品・住宅機器関連の不振の影響を受けた電子機器事業をカバーした。収益では電子機器事業の不振、原材料高騰が影響し減益となった。
経常利益が同42.3%減の4億8400万円と大幅減益となった。当期純利益は、米国のミシガン工場閉鎖に伴う特別損失を計上したため、同44.6%減の2億1300万円となった。
今期の業績見通しは、売上高が同0.3%減の356億900万円、営業利益が同8.0%増の8億円、経常利益が同27.6%増の6億1800万円、当期純利益が同69.7%増の3億6200万円となる見通し。