東洋ゴム3月期決算…大幅増収増益 海外でのタイヤ好調

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東洋ゴム工業が発表した2008年3月期連結決算は、営業利益が前年同期比40.5%増の131億円と大幅増益となった。

売上高は同11.5%増の3572億円と、2ケタの増収だった。タイヤ価格の値上げが浸透したほか、北米タイヤ工場が順調で、海外でのタイヤ販売を伸ばしたのが主因だ。

経常利益は同70.9%増の98億円と大幅増益だったが、当期純利益は防火建材認定を不正に取得していた問題で改修工事費用を特別損失として計上、同2.0%増の61億円だった。

2009年3月期連結決算の業績見通しは売上高が同2.2%増の3650億円と増収となる見通しだが、原材料価格高騰や為替変動の影響で営業利益が同35.4%減の85億円、経常利益が同41.4%減の58億円、当期純利益が同64.2%減の22億円と減益の見通し。

《レスポンス編集部》

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