米国トヨタ自動車販売が1日発表した4月の米国新車販売速報によると、レクサスを含む総台数は前年同月比(営業日数調整後、以下同)4.5%減の21万7700台となった。前年割れは昨年12月から5か月連続。
このうち、トヨタ部門は2.7%減の19万4350台と小幅の落ち込みだったがレクサスは17.1%減の2万3350台と大きく減少した。トヨタ部門のうち乗用車は7.2%増の12万1097台と、4月度では過去最高となったものの、ライトトラックは15.7%の落ち込みとなった。
ガソリン価格が過去最高値をつけており、ライトトラックなど大排気量車の売れ行き不振が続いている。逆にトヨタ『ヤリス』(日本名『ヴィッツ』)は46%の伸びとなり、『プリウス』も54%増の2万1757台と大きく伸びた。
4月のハイブリッド車販売は42%増の3万2841台となり、トヨタ車全体の15%を占めた。同月の米国総市場は124万6554台で、営業日数調整後では14%の大幅減だった。