マツダは、2007年度のグローバル販売台数が前年度比約5%増の136万台になったと発表した。2001年度以降、グローバル販売台数が最高となった。
2007年度のグローバル販売台数は、『アクセラ』(海外名『Mazda3』)を筆頭に、2007年7月から順次グローバルに展開した『デミオ』(海外名『Mazda2』)、『CX-9』などの販売が好調で、同4.7%増の136万3022台となった。
また、2007年度は世界12か国で過去最高の販売台数を記録し、欧州全体でも17年ぶりに過去最高記録を更新し、32万6586台、同7.4%増となった。イギリス、ロシア、ポルトガルの3か国では過去最高の販売台数を達成したほか、フランス、オーストリアなどの主要市場でも前年実績を上回った。
米国の販売台数は同5%増の29万4725台となり、厳しい市場である北米でも同6.8%増となった。カナダでは同5.8%増の8万8507台、メキシコが同84.0%増と大きく販売を伸ばし1万8011台となり、それぞれ過去最高の販売台数を記録した。
国内市場は同1.9%減の25万5741台とマイナスとなったが、シェアは前年比0.2ポイントアップの4.8%を達成した。また、その他主要市場ではオーストラリアが同18.0%増の7万9292台、イスラエルが同57.8%増の3万4673台といずれも過去最高実績を更新した。