東陽テクニカは、世界初となるHDMI(高品位マルチメディア)インターフェース付オーディオアナライザ『APx585+HDMI』を発売すると発表した。
HDMIインターフェースは、従来複数のケーブルで接続していたビデオ信号とオーディオ信号を1本のケーブルで処理する。最新デジタルTVセット、ブルーレイ・レーザディスク、DVDレコーダなどのオーディオ/ビデオ機器間の信号接続のための新しいインターフェースとして注目され、標準規格となりつつある。しかし、HDMIを経由して配布するマルチチャンネル・オーディオ信号の特性を直接テストできるオーディオアナライザは無かった。
今回発売するオーディオアナライザは、世界で初めてHDMIインターフェース(バージョン1.3A、ソース&シンク機能)を実装した製品だ。これにより、従来は測定ができなかったHDMI信号に組み込まれた8チャンネルまでのオーディオ信号の特性を直接測定することが可能となる。さらに高品位オーディオとこれから注目されるDolby TrueHDとdts-HD Masterの測定も可能となる。