トヨタカローラ愛知は、地域女性の要望を取り入れた店舗を名東区梅森坂にオープンすると発表した。
地域に在住の一般女性6人をサポーターに採用して意見交換会を実施し、女性の声で生まれたショールームとしてオープンする。運営に関しても生活者とのコラボレーションを採り入れる。
同社は、以前から、「車のことが苦手な女性や高齢者のドライバーが増えている」ことに対して、気軽に平日でも立ち寄ってくれる店を作りたいとの考えから、これを具体的に取り組むために、女性マーケティング会社のハー・ストーリィと協力し、地域の女性ドライバーと意見交換会を開催した。
この結果、「ディーラーには女性は立ち寄りにくい」「女性同士では行かない」「車がわかる人がいないと不安なので、土日に夫がいるときに行く」といった声が、多かった。これらを受けて同社は「女性だけで来てもらえる環境づくりが、今後のディーラーの有り方の一つ」と位置づけ、計画していた新店舗の名東梅森坂店を「みんなの声で生まれたお店」にすることを決定、「地域にやさしいクルマ屋さん!名東梅森坂プロジェクト」を発足した。
プロジェクト参加メンバーは、同社の営業企画部、新店舗担当者など4人、地域に在住の一般女性ドライバー6人、ハー・ストーリイ担当者3人の計12人。半年かけて、「どんな店だったらいいか」を調査、討議して作った。18日に地域へのお披露目としてプレオープン交流会を実施、19日にグランドオープンする。