二輪車市場動向、進むユーザーの高齢化 自工会調査

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日本自動車工業会は、2007年度に実施した「二輪車市場動向調査」の結果をまとめた。

調査は、多様化する二輪車市場の変化を捉えるため、隔年ごとに新車購入ユーザーを対象にアンケート調査を行なっているもの。今回は5057サンプルの回答があり、時系列調査に加え、二輪車市場が直面する課題や二輪車需要の維持・拡大に向けた施策の方向性を探るためトピック調査を行なった。

時系列調査の結果では、男女ともに「10代のユーザー」が減少し、「50代以上のユーザー」が増加、全体として高齢化が進んでいることや、需要形態は「代替」が55%と過半数を占め、「新規購入」は減少傾向にあるものの「再購入」「増車」はやや増加していることが明らかになった。

高速道路のタンデム走行経験者は19%と前回調査の12%から増加した。今後の継続乗車意向は89%と前回調査の87%から微増。

二輪車ユーザーの今後の消費意向とニーズの変化の調査では、二輪車の有益性・有用性では女性の二輪車ユーザーから「環境負荷の少ない乗り物」「手軽な交通手段」としての価値が求められているのに対し、「趣味財・遊び道具」としての二輪車の価値は男性のユーザーに強く求められている。二輪車ユーザーでは無い人は、二輪車を「手軽な交通手段」として捉えている傾向が高い。

また、二輪車市場の現状では、首都圏の二輪車ユーザーが特に「駅前」「繁華街」での駐車で困っている実態が浮き彫りとなった。

《レスポンス編集部》

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