ホンダが、久々のATバイク『DN-01』の国内販売に力を注いでいる。
インターネットで予約を募り、全国9か所のイベント会場でツーリング試乗会を開催。会場のロケーションに合わせた試乗コースを30分から40分じっくり試乗できる機会を設けた。この週末もホンダ青山本社ビルで実施中だ。
一部の輸入車を除き、オートバイではDN-01のような長時間の試乗ができる車種は限られている。このイベントは、ホンダ車を扱う販売店の中でもDN-01のための整備ができる「DN-01取扱店」が主催するもの。DN-01は全国97店舗の取扱店(ホンダドリーム店)でしか販売されない。
DN-01の名称は“Discovery of New Concept”に由来する。低重心のロングボディに、二輪車用新型オートマチックトランスミッション「HFT」を採用した。従来のオートバイとビッグスクーターの取扱いのしやすさの両方を兼ね備えている。
オートマチックとの相性のよさからあえてV型2気筒680ccのエンジンを搭載した。排気量制限からオートバイAT免許では運転できないが、免許制度のハードルをオートバイの魅力が軽々上回るモデルと言われている。
市場イベントは3月からスタートしたが、今後もポートアイランド市民会場(4月19 - 20日・神戸市)、幕張メッセ(4月26 - 27日・千葉市)、ホンダ青山ビル(5月3 - 4日・東京都港区)、ナビオス横浜(5月17 - 18日・横浜市)、Jホテルアネックス(5月31日 - 6月1日・中部国際空港そば)、ザ・ルイガンズ(6月14 - 15日・福岡市)、ベラビスタ境が浜(6月21 - 22日・広島県尾道市)、アクセル仙台港国際ビジネスサポートセンター(6月28 - 29日・仙台市)で開催される。
なお、ツーリング試乗会への参加はインターネット先着予約制だ。このツーリング試乗会とは別に、最寄りのDN-01取扱店でも試乗会を行っている。