新日本石油は、中国石油天然气集団公司(CNPCグループ)との間で締結している受託精製契約について、4月から契約数量を増量して更改することで合意したと発表した。
今回の契約で新日本石油は「出光興産との受託精製」、 「IPP・PPS向けの重油生産」、「石化製品の増産」などとあわせ、新日本石油製油所の稼動を安定的に高めることが可能となる。CNPCグループにとっては、中国国内で急増する需要を背景としたタイトな需給環境の中、安定的に石油製品の供給を受けることが可能となる。双方にメリットがあるため、今回、契約数量の増量で合意した。
契約数量は日産7万バーレルで、2009年3月までの1年間。