マツダは、マツダ工業技術短期大学校の第20期生の修了式を開催したと発表した。
マツダ短大は、技術・技能の基本、幅広い知識、豊かな人間性を合わせ持つ人材を育成するため、マツダが1988年に設立した厚生労働省認定の2年制企業内短大。2年間の学習を終えた第20期生は、それぞれ生産部門や試作部門などに配属される。
現在、同社では現業系社員の1割に当たる約1000人の修了生が生産現場の中核として活躍している。
修了式に先立ち、マツダ短大では修了課題成果発表会が開催された。これは2年間の集大成として、習得した知識、技術、技能を駆使し、8カ月間におよぶチーム活動で自動生産システムを製作するもの。
第20期生は「卓上小物入れの自動生産システムの設計・製作」という課題に取り組み品質・コストともに目標通りの自動生産システムを完成させた。