ホンダ車の軽自動車を受託生産する八千代工業は、四日市製作所の隣接地にエンジン塑加工工場と完成車工場を建設することを決定したと発表した。軽自動車に最適な生産を構築する。
同社は昨年7月、四日市製作所の隣接地を取得し、2009年前半からエンジン組立工場を建設することを決定していたが、新たにエンジン塑加工工場と完成車工場を建設、2010年後半からエンジンの塑加工から車両の組み立てまで一貫生産する。
これに伴って既存工場ではミッドシップエンジンタイプの『アクティ』、『バモス』、新工場はFFの『ライフ』、『ゼスト』を生産、高効率で高品質な生産ラインを構築する。
新工場の敷地面積は19万平方メートルで、従業員を新たに250人増やす。既存工場と合わせた年間生産台数は24万台となる。
新工場建設に伴う投資は総額500億円を見込んでいる。