フォルクスワーゲン(VW)は4日から始まるジュネーブモーターショーで、2ドアクーペの『シロッコ』を復活させ、新型をデビューさせる。初代シロッコが発表されたのは、34年前のジュネーブモーターショーだった。
VWは「ジュネーブで花火を打ち上げる」(VW関係者)つもりだが、「VWスタンドのステージ中央を飾り、ショーのスターともなる」(同)のが新型シロッコだ。
新型シロッコの登場は、すでに『アイロック』というコンセプトカーが2006年パリモーターショーで発表されて予告されていた。新型シロッコは2ドアボディだが、ルーフは長く、大人4人が座れるので、通年いつでも使える車になっているという。
エンジンは「TDI」と「TSI」を合わせて4機種、90kW/122PS - 147kW/200PSを設定する。