【GARMIN GPSMAP 60CSx 使ってみた (2)】歩きながらの操作も苦にならない、優れたインターフェース

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どこにでも連れて行きたくなるかわいい相棒

さてこのハンディGPS、いったい何に使うの? という人もいるだろう。実用的な用途としてルート案内があるが、これは使い方の一例でしかない。では他にどんな用途があるかといえば、それは「アイディア次第」。これは別に言葉を濁しているわけではなく、率直にして正直な意見だ。

というのも、実際に本機を手に持ってしばらく歩いていると、アイディアがポンポンと沸いてくる。たとえば筆者の場合、カメラを担いで近所を散策したりするのだが、本機をポケットに忍ばせておけば、後でどのコースを歩いたか確認できる。そのGPSデータを写真と一緒に保存しておけば気の利いたアルバムになる。

この「GPSデータを保存できる」というのは非常に大きなポイントだ。散歩でもジョギングでも、本機を連れて行くだけで何の手間もかけずにその記録を保存できるのは非常に楽しい。

もちろん、移動手段は乗り物でもかまわない、自転車、バイク、自動車でも本機を連れて行けばどんなコースを走ったか全て記録できる。行き先を決めずにドライブやツーリングをするのが好きな人なら、これだけでもう欲しい!と思うのではないだろうか。

このようにハンディGPSは行動を自動記録するロガーとしての機能が大きな特徴。釣りが好きな人なら偶然見つけたポイントを、スキーが好きな人ならゲレンデのどの場所を滑ったかを記録できる。およそ屋外の移動なら近所の散歩から日本一周まで何でも記録できるのだ。記録したデータ、つまり移動の軌跡ログは付属のマップソフトに表示できるほか、Google Earthに表示させることもできる。

◆誤差数メートル以内は当たり前 使ってみれば精度の高さに驚く

では実際に使ってみよう。まず電源を入れると、1〜2分で現在位置を測位する。現在位置を測位するとそこに誤差も表示されるが、開けた場所なら数メートル以内。誤差3〜4メートルになることも珍しくなく、ハンディGPSの高級機だけあってこの精度はさすがというほかない。

感度も非常に高く、コンビニや郊外型の低階層の建物なら屋内に入っても測位不能にならないほどだ。ハンディGPSは樹木が頭上を覆い尽くして空が見えないような状況で使われることも多く、GARMIN社はそういった状況に対応するためのノウハウを知り尽くしている。これが町中でも大いに役立つのだ。GPS泣かせといわれるビル街でも測位不能になることはまず無い。

ディスプレイ表示はページ切り替えによって衛星状態、高度、コンパス、マップなどを表示できる。各ページは「ページ」ボタンで切り替え、「メニュー」ボタンを押すと各ページ専用のメニューが表示される。このインターフェースは分かりやすく、歩きながらの操作も苦にならない。独立した「戻る」ボタンがあるのも親切だ。

《山田正昭》

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