ウィルコム、福山通運専用ハンディフォンを開発

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ウィルコム、福山通運専用ハンディフォンを開発
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ウィルコム、福山通運、ミヨシ電子の3社は、ウィルコムの超小型通信モジュール「W-SIM」を搭載した福山通運専用のドライバー向けハンディフォンを共同開発、福山通運は2008年3月からこの端末を導入すると発表した。

従来、福山通運のセールスドライバーは、携帯電話とハンディターミナルを携帯し、業務連絡やハンディターミナルの配達完了データを携帯電話のデータ通信による送信に利用していた。

今後は、セールスドライバーの作業の効率化、利便性の向上及び通信コストの削減など、サービス品質の向上のため、福山通運、ミヨシ電子、ウィルコムの3社で共同開発したハンディフォンを導入する。

ハンディフォンは、1台で音声通話、Eメールの送受信、インターネットブラウジングが可能となりドライバーの利便性が向上し、業務効率化が図れるとしている。

ウィルコムのネットワークを利用することで、音声通話だけでなく、様々な業務データ(輸送情報や売上データなど)の通信が定額料金で利用可能となり、通信コストの削減が図れる。また、汎用OSを採用し、福山通運独自の業務アプリケーションの開発やカスタマイズが容易となっている。

福山通運は、このハンディフォンの運用開始により、集荷・配達作業を中心とする業務の効率化を図る。

さらにインターネットを経由した運賃照会、各ドライバーへ連絡事項をEメールで一括配信及びタッチパネルによる受け取りサインのイメージ化などあらゆる用途での活用を視野に入れ、2008年度中に、全国のドライバー約2万人に配布する予定だ。

《レスポンス編集部》

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