三井物産と丸紅は、両社のLPG事業の統合で、最終合意に達したと発表した。
両社はクリーンエネルギーであるLPGを安定的、安全に供給するため、輸入元売から販売分野に至る全ての事業を統合し、元売機能の強化と物流チェーンの効率化を図り、経営基盤の強化・拡大を目指す。
特に小売販売分野では、よりきめ細やかなサービスの提供と万全な保安体制を確立の上、顧客のニーズに対応する体制を整えるとしている。
両社は今後、公正取引委員会へ届出及び許可取得後、2008年4月1日に三井物産の子会社である三井液化ガスと丸紅の子会社である丸紅ガスエナジーが合併する。三井液化・丸紅ガスの販売子会社群も、2009年4月を目処に、一社に統合する予定だ。
元売から小売まで一貫した販売戦略をとり、元売会社と販売会社の一体運営を行う。