富士重、777型フレイター初号機の中央翼を出荷

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富士重、777型フレイター初号機の中央翼を出荷
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富士重工業は、米国ボーイング社向けに、貨物専用輸送機『777型フレイター』初号機用の中央翼を出荷したと発表した。富士重はボーイング社との777プログラムパートナーとして、777型フレイター向けに合計718機の中央翼を納入する。

富士重は、米国ワシントン州シアトルにあるボーイング社での設計作業に技術者を派遣するなど、777型フレイターの開発に初期段階から参画し、胴体と主翼を結合する最重要部位である中央翼、主脚扉と翼胴フェアリングの開発・製造を担当している。

出荷に先立ち、中央翼の組立を行っている航空宇宙カンパニー半田工場で、記念式典を開催した。

777は300-400席クラスの市場をリードしている機体で、燃費、性能、広々としたキャビンを持つことで、世界中のエアラインで幅広く採用されている。この性能を引き継ぐ777型フレイターは現在まですでに11の顧客から80機の注文を受けている。

富士重では今後もボーイング社との良好な関係を維持し、自社の技術を磨き、世界の航空機産業で確固たる地位をゆるぎないものとするよう努めていくとしている。

《レスポンス編集部》

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