2008年の北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)が28日に閉幕した。公式発表によると総入場者数70万2814人。 昨年の70万5226人に対し微減ではあるが、雪等の悪天候が続いたなかでこの数字は大成功といってもいいだろう。
ビッグ3の本拠地であるデトロイトでのショーはさながらホームグラウンドでの試合といったところであるが、日本車、アジア勢の注目度と人気は依然として変わらない。
また、ここ数年、フォードとサプライヤーが“BUY AMERICAN”(「アメリカ製を買おう」)と書いた袋を配布しており、そのバッグにカタログを入れて持ち歩く人が目立っていた。サブプライムローンなどの懸念材料が取りざたされているアメリカ経済だが、その復活の為にも、不振が続くビッグ3の奮起を期待したい。