豊田自動織機、中国でフォークリフトの現地生産を拡大

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豊田自動織機は29日、中国でフォークリフトの現地生産を拡大すると発表した。工場を大幅に拡張し、年間生産能力を現在の2.5倍にあたる5000台に拡大する。

現地生産会社、豊田工業(昆山)有限公司の工場を3.3倍の1万9500平方メートルに拡張した。拡張部分は3月に稼動する。工場を拡張し、現地調達部品を拡大する。これまでのカウンターウエイト、タイヤ、バッテリーなどに加え、新たにフォーク、フレームといった主要部品を現地調達する。09年3月までには、マストの現地調達を拡大する。これにより、現調率を25%から4割に高める。

中国のフォークリフト市場は07年に10万台と大幅に拡大した。同社は、現地生産の拡大とともに、販売網の強化に取り組み、2010年に1万2000台の販売をめざす。

《編集部》

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