マツダの井巻久一社長は29日、東京で開いた新型『アテンザ』発表の席上、新モデルのグローバル販売を年30万台と計画していることを明らかにした。
2002年5月に発売した初代は、5年10か月で累計生産132万台となっており、年ベースでは23万台程度。2代目モデルではこれを大きく上回る販売を目指す。
新型車は昨年末からまず欧州市場に投入している。今後は「順次、アジアや北米などに展開。北米では専用モデルとする」(井巻社長)計画だ。
同社によると、30万台のうち欧州で9万台、日本は1万8000台を販売する計画。これら以外の地域の計画は、今後詰めるという。