三菱ふそうトラック・バスは、中型トラック『ファイター』に、中型免許制度に対応する車両総重量11トンクラス初の本格ダンプ仕様を追加して、25日から発売した。
昨年6月から、普通免許と大型免許の間に、車両総重量5 - 11トン(積載量3 - 6.5トン)の中型免許が新設された。
この免許制度に対応し、新カテゴリーで車両総重量11トンクラスに、極東開発工業と共同で開発した初の専用ボディ搭載の本格ダンプ仕様を投入した。
車両総重量8トン車並みのコンパクトボディと、最小回転半径5.5メートルによる取り回しの良さに加え、ブレーキは1クラス上の14.5トン車と同じフルエアブレーキを採用することで制動力を向上し、高い安全性能を実現したとしている。
価格は、車型「PDG-FK72FY」が782万4600円。