自賠責保険基準料率 新旧比較

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自賠責保険の値下げ率は、車種や契約期間によって違うが、保険契約者の負担額は、平均22.2%の引き下げとなる。

では、その基準料率はどうなっているのか。離島以外の沖縄を除く地域に適用される2年契約で、現行と4月1日からの基準料率を比較してみる。

車種:現行基準料率 → 改訂後基準料率
●自家用乗用自動車:3万1730円 → 2万2470円
●自家用小型貨物自動車:2万6670円 → 1万9290円
●小型二輪自動車:2万0770円 → 1万3400円
●軽自動車:2万5690円 → 1万8980円
●原動機付自転車:1万0140円 → 8790円

自賠責保険料は、02年度から保険料等充当交付金という名目の保険料補助が支給され、自賠責保険の契約者負担額は、基本料率から保険料等充当交付金を差し引いた金額だった。

例えば、07年度の自家用乗用自動車の契約者負担額は、07年度の保険料等充当交付金900円を引いた残金3万0830円だった。そのため上記の現行基準料率は、実際に契約者が支払う契約者負担額(=保険料)より高い。だが、この保険料等充当交付金は、07年度末で終了するので、08年度からは基準料率が契約者負担額となる。

《中島みなみ》

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