三菱自動車元社長らに有罪判決…山口県トラック欠陥死亡事故

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山口県で発生した、当時の三菱自動車製トラックの欠陥による死亡事故で、業務上過失致死罪で起訴された三菱自元社長の河添克彦被告ら元役員4人に対して、横浜地裁は、河添被告に禁固3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。求刑は禁固3年だった。

元副社長の村田有造被告も禁固3年・執行猶予5年、元執行役員の中神達郎被告に禁固2年6月・執行猶予4年、三菱自動車から分社化した三菱ふそうトラック・バスの元会長だった宇佐美隆被告に禁固2年・執行猶予3年と、いずれも執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。

起訴状によると、三菱自動車はトラックのクラッチ系部品に欠陥があるのを知りながらこれを放置、その後のリコール隠しが発覚した際も当時の運輸省に不具合を隠蔽した。その後、山口県で不具合が原因で制御不能となったトラックが山口県の地下道出入り口に衝突し、運転していた男性が死亡する事故が発生した。

河添被告らは、欠陥を放置していたことなどを知らなかったと主張していた。

三菱自動車を巡るリコール事件では、3つの刑事裁判が行われたが、横浜でトラックのタイヤが脱輪し歩行者が死亡した事件では、当時の担当部長が有罪判決を受け、国に虚偽報告したとして宇佐美被告らを起訴した裁判では、一審は無罪となった。
《レスポンス編集部》

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