日本自動車連盟(JAF)は、昨年12月29日から1月6日までの年末年始9日間のロードサービスの実施状況をまとめた。
それによると、全国の路上故障車などの救援出動件数は、8万9469件で、前年同期間よりも646件、0.7ポイント増加した。
道路別の出動件数では、一般道路が8万5367件、高速道路が4102件だった。日別にみると、元日から1月4日にかけて全国的に救援依頼が増加し、各日とも前年を12%以上上回った。
地方本部別では、東北本部と中国本部が、12月31日と元日にかけて、雪による影響で救援依頼が大幅に増加、前年実績比20 - 55%増も救援依頼があった。
出動理由別では、「過放電バッテリー(バッテリー上がり)」が最も多く、3万3050件で全体の36.9%を占めた。次いで「キー閉じ込み」が9531件で、以下「タイヤのパンク」、「落輪」、「事故」と続いた。このうち、高速道路では、「タイヤのパンク」が最も多く、次いで「事故」、「燃料切れ」、「タイヤチェーン」と続いた。