新日本石油は、東京都内のホテルで、新年賀詞交歓会を開いた。
同社の西尾進路社長は特約店経営者らを前に、石油業界が「高油価」、「内需減少」、「環境対応」という3つの大きな経営環境の変化に直面している中で、従来の延長上の発想から脱却し、「顧客の視点」で経営を行うことが重要と訴えた。
西尾社長は、その上で新たな競争ステージでもENEOSグループが競争力を発揮するため、「利益を伴わない数量・シェアは追わない」という販売姿勢を貫ぬく収益重視販売の推進や顧客の視点にたったSS収益基盤の多様化に取り組むよう求めた。
さらに、法令順守の徹底など、社会的な信頼を高めるためのCSRの実践に力を入れることも求めた。