気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年1月15日付
●次世代ハイブリッド車2010年までに発売,家庭で充電、トヨタ(読売・2面)
●アフリカ広域道路網、政府が整備支援(読売・2面)
●さらば「大食い」アメ車、北米国際自動車ショー、各社低燃費アピール(読売・11面)
●インド向け低価格新小型車 ホンダ(読売・11面)
●危険運転死傷罪 揺れる司法判断(読売・31面)
●北米カー・オブ・ザ・イヤー、マツダSUV受賞、08年トラック部門(朝日・9面)
●アイシン5度目Vバスケット全日本総合男子(朝日・12面)
●深セン市 小型車規制へ、マイカー贈にNO(毎日・1面)
●日系4社、トップ10に、07年中国セダン車販売(毎日・10面)
●低価格車戦争、インド「タタ」が口火、安全性、装備に課題(産経・3面)
●トヨタ票争奪へ火花、民主、政調会長に労組OB 首相、相談役を特別顧問に(産経・5面)
●事故の予見焦点、三菱自欠陥放置、元社長らあす判決(産経・24面)
●高速道施設譲渡で巨利、天下り財団 380億円収入(東京・1面)
●高速バス運転手、意識失う、山形、トンネル内、乗客が停止(東京・25面)
●NYで円急伸 一時107円台(日経・1面)
ひとくちコメント
トヨタ自動車の渡辺捷昭社長が、家庭用コンセントから充電できる「プラグイン・ハイブリッド車」を2010年までに実用化し、発売すると発表するなど、きょうの各紙は13日開催した北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)の話題を大きく取り上げている。
毎日は中国のマイカー規制とセットで「進むエコ路ジー」として、「プラグインハイブリッド車」を1面トップで報じているほか、朝日、東京、日経も1面に掲載。また、充電式の車については、GMも10年までにリチウムイオン電池を使うシボレー『ボルト』を実用化するとの目標を掲げている。
経済面でも、「さらば“大食い”アメ車、各社低燃費アピール」(読売)、「米ビッグ3も、環境、燃費PR」(毎日)、「環境対応アクセル全開、トヨタ『A-BAT』 GM『ハマーHX』」(東京)など、北米自動車ショーの記事が満載だ。
トヨタは昨年から「プラグイン・ハイブリッド車」の公道試験を実施しているが、具体的な発売時期を発表したのは今回が初めて。経営トップが目標値を公表することで開発陣を叱咤激励するねらいもあるようだ。