東洋ゴム、不正認定取得で再発防止策を報告

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東洋ゴム工業は、建材の耐熱性能の認定を不正に取得していた問題で、国土交通省に対して再発防止策などを報告した。

不正取得の原因については、コーポレートガバナンスが充分機能していなかったこと、コンプライアンスとCSR(企業の社会的責任)の重要性がすべての役員と従業員に浸透していなかったことが主な原因としている。

その上で、再発防止策では、緊急対策として社長直轄の品質監査室を設置、全従業員を対象にしたコンプライアンス研修の実施、コンプライアンス特別研修を実施する。

また、恒久対策として、内部統制システムの強化、社員教育の徹底、事業監査・品質監査の徹底した推進、新事業・新製品・設備投資・出資に関する決定プロセスの改善・強化、内部通報制度(ホットライン相談室)の活用促進、TOYOタイヤブランドの価値観の共有と伝道などを行うとしている。

《レスポンス編集部》

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