三菱自動車は、ロシアで乗用車工場を建設することを正式に決定した。ロシア政府から、工場建設で税制恩典適用を確保するために必要な投資契約を、ロシア経済発展貿易省(MEDT)との間で締結した。
契約の締結により、三菱自はロシア国内で車両の組立事業を行い、自動車用部品をロシア国内に輸入する際、同部品に関する税制恩典を適用する権利を確保した。
工場の具体的な内容については現在検討中で、内容が確定次第、あらためて公表するとしている。
ロシアには、トヨタ自動車が今月から現地生産を開始、日産自動車、スズキも進出を決定している。