独立行政法人の理化学研究所とトヨタ自動車、豊田中央研究所、コンポン研究所は、理研脳科学総合研究センター(理研BSI)内に「理研BSI - トヨタ連携センター」を開設し、共同研究に着手したと発表した。
理研とトヨタ系各社は、脳の機構の解明による新たな技術の実現を通して、社会に貢献するとの考えから、両者の協働による相乗効果で「こころ・知能・機械系における脳科学と技術の統合」を目指す。
具体的には、事故の原因究明、機械と人との親和性向上、身体やこころの健康および脳との関係等の解明に向けて、各社が協力して「ニューロドライビング」、「ニューロロボティクス」、「脳と健康」の3つの研究領域に取り組んでいく。