新日鉄は、同社の釜石製鐵所と八幡製鐵所の関連施設が経済産業省から「近代化産業遺産群」に認定されたと発表した。
近代化産業遺産群は、経済産業省が、日本の産業近代化に大きく貢献してきた幕末 - 戦前の建造物、機械、文書などの「産業遺産」を、地域活性化に役立てることを目的に認定するもので、産業史や地域史を軸とした33のストーリーとストーリーを構成する575の個別遺産で構成する。
釜石・八幡の関連施設は「鉄鋼の国産化に向けた近代製鉄業発展の歩みを物語る近代化産業遺産群」のストーリーを構成する遺産として認定を受けた。