イタリア・カー・ジャーナリスト連合は、イタリアのカー・ジャーナリズムで最も権威ある賞の「オート・ヨーロッパ 2008」にフィアット『500』を選出した。
1987年から始まったこの賞は、ヨーロッパで生産、販売の行なわれる自動車のうち、技術、価格、美観という要素が購入者にとって最適のバランスの評価されたモデルに贈られるもの。
アドリア海のリゾート地リッチョーネで行なわれた投票では、フィアット500が640点を獲得、408点のKiaの『Ceed』、325点のプジョー『308』を抑えた。
正式な授賞式は来春、同連合の年次総会の場で行なわれる。今回の受賞で、フィアット・グループ・オートモービルズによる「オート・ヨーロッパ」の受賞は、合計10モデルを数える。
フィアット500はこれまで、欧州の「カー・オブ・ザ・イヤー2008」、「ユーロ・カー・ボディー 2007」、イタリアの「ラウトモービレ・ピュ・ベッラ・デル・モンド(世界で最も美しい自動車)」を受賞している。