新日本石油は、燃料電池の本格的な販売に向けた取り組みの一環として、15日にFCフォーラム 「2007年度臨時オープンセミナー」を開催した。
FCフォーラムは「燃料電池を広く市場に啓発することで、将来の燃料電池の普及を促進する」ことを目的に、2002年6月に同社特約店を母体に設立した研究会で、年1回の総会と2回のオープンセミナーを実施している。通算16回目となる今回は、関西地区での初めての開催となり、約160人が参加した。
今回のセミナーでは、家庭用コージェネレーションシステムの販売に積極的に取り組んでいる大阪ガスが全面的に協力し、同社ショールーム「生活誕生館DILIPA」で、最新エネルギーシステム機器や、お湯を利用した快適生活などを見学した。
同社は、今後もFCフォーラムをより充実した内容とし、燃料電池を活用した快適なライフスタイルを提案、特約店とともに、環境にやさしい新エネルギーである燃料電池の普及促進を図る方針だ。