新日本石油は、石油開発部門である新日本石油開発がベトナム国営会社ペトロベトナムとベトナム南部海上16−2鉱区に関する生産分与契約を締結したと発表した。
今回契約した鉱区は、ベトナム最大のバクホー油田、新日本石油開発が権益を保有するランドン油田を始めとする多くの油ガス田が集中しているクーロン堆積盆の中央に位置しており、新たな油ガス田の発見が期待されている。
同社グループは、東南アジアを上流部門における重点事業地域の一つと位置づけており、特にベトナムでは、オペレーターとしてプロジェクトを推進している15−2鉱区(ランドン油田、フンドン油田)、パートナーとして参画している5−1b/c鉱区に続き、3つ目のプロジェクトとなる。
今後も同地域での事業をさらに拡充するとともに、その他重点地域でも積極的に事業を展開し、一貫操業体制の確立とエネルギーの安定的な供給体制の構築に注力するとしている。