ITSジャパン「環境ITS」の社会実験をスタート

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特定非営利活動法人ITSジャパン(会長 豊田章一郎トヨタ自動車名誉会長)は「環境ITSプロジェクト」の社会実験を、11月1日から、愛知・名古屋・豊田地域を対象にスタートしたと発表した。来年1月31日まで実施し、成果を全国展開する。

環境ITSは、ITS(高度道路交通システム)を使い、CO2(二酸化炭素)削減に貢献しようという狙いでスタートしたプロジェクト。市民の参加を促し、CO2削減に向けて、鉄道やバスといった公共交通機関とマイカーの、かしこい利用を促進する。ITS世界会議、愛知万博の開催を通じてITSの実用化促進が図られた愛知で社会実験を行う。

実験では、誰でもアクセス可能な専用ポータルサイトを開設し、市民の環境に対する意識を高め、CO2の削減につながる交通行動を促進する。道路交通状況を正確に把握できるとされる、プローブ情報の収集実験も行う。タクシー約3000台を使って情報を収集する。またGPS携帯端末を使い、個人の交通行動を正確に記録するプローブパーソン情報も収集する。

《編集部》

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