東北パイオニアは、デジタルのデファクトスタンダード画面作成ソフトウエア「GP-Pro EX」を利用可能な5.6インチ有機EL搭載型タッチパネル『GP-300EE』シリーズを、2008年春をめどに販売すると発表した。
新開発した製品は、有機EL(パッシブ型)の出荷額では国内最大手の東北パイオニアが、有機ELを使用したアプリケーション市場の開拓のため、同社が手がけているファクトリーオートメーションシステム機器に有機ELを組み込んだ製品の開発を進めたもの。
今後、有機EL搭載型タッチパネル単体としても販売し、さらなる市場拡大を目指す。
有機EL搭載型タッチパネルは東北パイオニアと表示器メーカー最大手のデジタルと共同開発した。デジタルの表示器の特長や機能をそのまま使用できることになり、画面作成ソフトウエアGP-Pro EXで顧客が作成した画面資産の他への活用や、同ソフトウエアが対応しているあらゆるメーカーの機器との接続も容易となる。