ダイハツ工業は7日、インドネシアで小型商用車『グランマックス』を発表した。同国での小型商用車需要に対応し、多様なニーズを捉え、市場拡大を図る。
グランマックスは、同社のインドネシア生産拠点、アストラ・ダイハツ・モーター(ADM)で生産し、アストラインターナショナルを通じ販売する。小型商用車ユーザーをターゲットにし、ピックアップとバンの2タイプを揃えた。
エンジンを一新し、排気量は1.5リットルDOHC VVT-iと1.3リットルDOHCの2種類を採用した。ボディはセミキャブスタイルとし、インパネシフト採用による広い足元空間を確保。クラストップレベルの積載スペースによる、高い積載性、クラストップのロングホイールベースによる、優れた走行安定性を確保した。バンは、クラス唯一の両側スライドドアを採用した。
販売価格は6700万 - 9700万ルピア(約80万 - 120万円)。月間販売目標は2300台。
生産需要の拡大に対応し、ADMに第2ラインを新設し、生産能力を年内に、年間15万台から20万台(2直定時)レベルに引き上げる。