日本自動車販売協会連合会が発表した10月のブランド別新車登録台数によると、トヨタ、三菱自動車、マツダ、スバル、日野、日産ディーゼルが前年同月を上回った。
トヨタは新型車を相次いで投入した効果から、前年同月比7.9%増の13万6135台と好調で、登録車のシェアが50.6%と50%を超えた。
マツダは『デミオ』効果で同4.9%増の1万4397台、三菱自動車も『デリカD:5』や新型『ギャラン』が奏功し同17.2%増の6195台と好調だった。富士重はスバル『インプレッサ』が貢献し、同4.9%増の4515台となり、新型車投入効果が現れた。
一方で、『デュアリス』、『スカイラインクーペ』、『エクストレイル』と新型車を投入した日産は同0.1%減の3万9418台とほぼ横ばいにとどまった。ホンダも新型『フィット』の投入が下旬だったこともあって同6.3%減の3万0346台と落ち込んだ。
レクサスは前年に『LS』を投入した反動で同33.3%減の2781台と大幅マイナスとなった。
トラックは日野と日産ディーゼルがプラスとなる一方で、いすゞと三菱ふそうが大幅マイナスとなり、明暗が別れた。