飲酒運転の発覚恐れ、ひき逃げ 男を逮捕

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28日未明、東京都世田谷区内の都道(通称:環七通り)で、青信号に従って道路を横断しようとしていた女性が、右折進行してきたクルマにはねられて死亡する事故が起きた。クルマはそのまま逃走したが、警察では後に36歳の男を逮捕している。

警視庁・世田谷署によると、事故が起きたのは28日の午前0時10分ごろ。世田谷区野沢3丁目付近の都道で、青信号に従って道路を横断していた58歳の女性が、右折進行してきたクルマにはねられた。

女性は近くの病院に収容されたが、頭部強打が原因で間もなく死亡。クルマは現場からそのまま逃走したため、警察が死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したところ、事故から約5時間後に36歳の男が同署に出頭。ひき逃げ容疑を大筋で認めたことから、自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「事故直前まで酒を飲んでいた」などと供述。警察では飲酒運転の発覚を恐れて逃走したものとみて、飲んだアルコール量の特定も進めている。

《石田真一》

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