ヤマハ発動機が発表した2007年1-9月期(第3四半期累計)の連結決算は、当期純利益が前年同期比13.2%増の674億8900万円と、大幅増益となった。
売上高は同13.6%増の1兆3349億9800万円と、2ケタの増収だった。アジア、中南米で二輪車の売上げが好調に推移したのに加えて、円安による為替影響もあった。また、欧州の二輪車、マリン事業、特機事業の売上げも増加した。
増収や為替影響で、営業利益は同8.6%増の978億4700万円と、営業増益だった。経常利益は同13.5%増の1074億3300万円と好調だった。
通期業績予想は前回発表したものを据え置いた。