11月17日・18日に鈴鹿サーキットで開催される、フォーミュラ・ニッポンの07シーズン最終戦となる第9戦で、IRLインディカー・シリーズの04年王者トニー・カナーンが特別参戦することになった。カナーンが搭乗するマシンのエンジンや、チームの体制などはまだ調整中。
カナーンは、74年生まれのブラジル出身。05年はIRLで2位、06年は6位、07年は3位で、優勝回数12回、ポールポジション獲得回数8回、生涯獲得賞金額915万1299ドルという成績だ。また、今年4月に栃木県ツインリンクもてぎで行われた第3戦「ブリヂストンインディジャパン300マイル」の覇者でもある。
鈴鹿サーキットを走るのも初めてなら、Fニッポンのマシン「ローラFN06」のステアリングを握るのも初めて。アメリカのオープンホイールカテゴリーのトップレーサーが、ヨーロピアンスタイルでF1の次に位置するGP2と並ぶFニッポンで、どれだけのパフォーマンスを見せるのか、また国内トップドライバーとの差はどうなのか、という点に注目が集まっている。