新日本石油は、同社の関係会社特約店の溝渕石油店の株式の一部を日和崎石油に売却したと発表した。
新日本石油は、溝渕石油の株式84万2800株を日和崎石油に売却した。新日本石油は溝渕石油店に58.1%出資していたが、売却後の出資比率は9.1%となる。
厳しさを増している石油販売業界で、サービスステーション(SS)運営は低マージン化を迫られている。こうした状況下、新日本石油は溝渕石油店と同じ高知県を地盤とする日和崎石油の3社で資本提携について協議してきた。
新日本石油は、溝渕石油店と日和崎石油が資本提携することで、経営の効率化と高知県でのSSネットワークの強化が図れると判断、保有する株式を日和崎石油に売却することにした。