気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2007年10月17日付
●新車社会論:第3部 暮らしをのせて(2) / 所有と利用 新たな形(読売・1、33面)
●東京モーターショー2007:山道なんのその ダイハツが試作車(読売・8面)
●NY原油一時88ドル台、サブプライム影響、投機資金が流入(読売・8面)
●温室ガス260万トン追加削減、自動車、百貨店など4業界(読売・9面)
●GMが退職者医療費で新協約(産経・8面)
●トヨタ、部品輸送列車を増便(産経・8面)
●日産ディーゼル、再度リコール(東京・26面)
●三洋電機、半導体売却を断念(日経・1面)
●欧州発エコカー競争(下)、低公害ディーゼル車、日米に、日本勢も対抗 発売へ(日経・13面)
ひとくちコメント
ニューヨークの原油先物相場が16日未明の時間外取引で大幅続伸し、指標である米国産標準油種(WTI)の11月渡しは一時、1バレル=88.05ドルまで上昇して最高値を更新した。きょうの各紙が最終版で大きく取り上げている。
このうち、読売などは「中東情勢が緊迫化していることもあり、『1バレル=90ドルを超えるのでは』(石油連盟幹部)との見方も出ている」と伝えている。
また、毎日は「物価全体への波及が懸念されている」として、経済面では「ガソリンの値上げ圧力も沈静化しそうもない」と報じながら、ガソリン高が販売を直撃している自動車は「燃費効率の高い軽自動車や小型乗用車の売れ行きが一段と伸びる可能性がある」と指摘。
18日発表するホンダの新型『フィット』やトヨタ自動車が先週発売した『カローラルミオン』など「燃料高に焦点を当てた各社の競争が続きそうだ」と結んでいる。